正しいアドバイスをすることが
必ずしも「お客様との相互の信頼」に
つながるわけではないんですよね
お客様が今悩んでいること
(体調、美容、健康面など)の中には
何をどうしたらいいのか
わからない
頭では分かっているけど
できないことがある
セラピストは知識も豊富で
自身でも体調管理や美容、健康面でも
気をつけている方が殆どかと思います
だからこそ、
その経験や学んだことをフル活用し
眼の前のお客様にとって
最良のモノやコトを提供したい!と思い
真摯に接客されている方も多いと感じています
でも
まず最初に
お客様との会話やカウンセリングで最も必要なことは
その方の
何をどうしたらいいのかわかない、
という気持ち
頭では分かっているけどできないことがある、
という気持ち
その部分にしっかりと焦点を当て、
【お客様の今の気持ち】に
寄り添うことが必要なんですよね
例えばですが
「朝ごはんはきちんと食べないと
代謝が悪くなる」
(逆に一日1食のほうがいい、
2食のほうがいいなどのアドバイスもありますよね)
「こんなに凝りがひどいのは○○をしていないから」
「放おっておくとひどくなるのでこうしましょう」
「運動やストレッチも必要ですよね」
「わたしが使っている〇〇を使うと改善します」
上記の言葉
そのままではもちろんありませんが
こうしたニュアンスを持った言葉・アドバイスは
お客様と信頼関係を築けてからでも遅くはないんです。
お客様の悩みに率直に応えようとし、
知識や経験をもって
あの手この手で熱弁をふるっても
信頼関係の出来上がっていない状況でのアドバイスは
残念ながらもしかすると
「押し付け」や「脅し」に捉えられてしまう可能性もあるんです…
反対にこれを読んでくださっている方の中にも
そうしたアドバイスを受けてモヤモヤしたり
逆に悩みが増えたりした経験のある方も
いらっしゃるのでは?と想像します。
私自身
セラピストにとって
最も大切にしなければいけないことは
お客様の話(心の本音)を聴く力と
温かさのある寄り添う気持ち
だと思っています
お客様から信頼を得られて初めて
お客様はセラピストのアドバイスに聞く耳をもってくださる
信頼関係がない状態では
どれだけ100%正論を述べていたとしても
お客様の心の深くには響かないし
残らないんですよね…
お客様にとっての最善を最速で伝えるためにも
まずは焦らず
聴く力と寄り添う気持ちを育てていきましょう
リピートされるされないは
この信頼関係なくしてあり得ません。
わたしたちの正論が
必ずしもお客様の改善に繋がるわけでも
その方との信頼関係を深めるものでもないんですよね…
正そう、ではなく
寄り添うこと。
自分だったらなんて言葉をかけてほしい?
自分だったらどんな態度で接してほしい?
そうしたことを最初に想像し
本番で体現できるよう日々訓練していきましょう。
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