承認欲求からの起業と
お客様目線からの起業
今振り返ってみると
わたしがサロンを始めた当初
(今から約14年前)は
随分と
「自分目線でのサロン経営」
だったように感じています。
サロン開業までに至る
頑張っている自分
頑張ってきた自分を認めてほしい
施術に対する練習量が
多ければ多いほど
知識を学べば学ぶほど
それをいかに活用し
お客様に認めてもらえるのか?が
基礎になっていたようにも。
(当時はそんなことに全く気が付かない)
サロンが少し軌道に乗ったとき
その想いがこの先は通用しない、
と思うことが
多々起こるようになりました
それは
「リピート」に関してです。
お客様との信頼関係なくして
サロンを長期的に運営させるのは
無理だと気が付いた時でした。
信頼関係が作れないと
当然のことですが
お客様の再来店には繋がりませんよね。
お客様の状況にもよりますが
どんなにこちらが心を込めて
施術やおもてなしをしても
全く通用しないことも多々起こります。
最初は勢いで出来ていたことが
だんだんと出来なくなってくるんです…
それは「自分目線」で
サロンワークを行っている時だということに
私自身、気が付きました。
信頼関係とは
必ずお相手の立場に立った
物の目線や想像力が必要です。
そこから
セラピスト側が発する発言や行動、
しぐさや目線
その全てが
お客様との信頼関係作りの基礎になります
施術もおもてなしも
このセラピスト側の対応で
お客様のサロンへの印象が
まるごと変わります
(本当に変わります)
そこに至るには
自分の立場を優先したいと思う行動を
徐々に削ぎ落としていくことが
必要となります。
自分を認めてほしい、
安心してほしいし
安全だとわかったもらいたい
ここがあなたにとって
最良の場所だとわかってもらいたい
だからここにいつでも来てほしい
そんな風に思うことは
開業すれば当たり前だし
恐らく一生消えない
「真の願い」でもあるかもしれません
でもそれが悲しきかな
通用しないのが
「リピート作り」です。
ここが安心できる
ここはわたしにとって最善の場所だ、
と決めるのは
全てお客様側なんですよね…
自宅サロンだけではなく
すべての起業において、ですが
承認欲求からの起業は
決して悪いとは思っていません。
(実際わたしもそうだった)
それに
最初から完璧に
「お客様目線からの起業」は
個人でやるには
相当難しいとも感じています。
だからこそ
途中で意識改革は必須。
あなたのタイミングで
しっかりと向き合い
熟考してみてくださいね。
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