【サロン接客】共感力は強ければいいってものではない

サロンオーナー心構え

サロンがリピートされること、には
必ず信頼関係が必要ですよね。

その信頼関係を作る過程では
セラピストがお客様に対する接客態度が
とても大きく関係しています。

特に信頼関係作りでは
セラピストが持つ
共感力、傾聴力、なんかは
とても重要ですよね。

わたしが個人的に
今まで出会ってきた多くの
生のセラピストさんは

どちらかというと
冷たい感じの人よりも
とても優しく
あったかい雰囲気の人物像が
多いように感じていますが…

それゆえに
お相手に対する
「共感力」が強すぎてしまい
相手の立場になりすぎて
自身もいろんなものを
背負ってしまう人も
一定数いるように感じています。

特にこの共感力の強いタイプの方は
ずっと通ってきてくれたお客様が
突然来店しなくなった時、なんかに
なぜだろう、どうしてだろう、
わたしが何かしてしまったのかな?と
自分自身を必要以上に責めすぎて
更に苦しい状況に
自身を追い込んでしまうことも…

どんなに仲が良くなっても
その方と親しくなったとしても
お客様との
「心の中での線引き」
必ず必要です。

この線引きとは、
自分は自分、相手は相手、という
気持ちの中での境界線を持つ、
ということです。

お客様との
心の中の線引きをきちんとすることは
何も冷たいことではありません。

と、いうよりも
この心の中の線引きが出来なければ
一人一人それぞれ違う価値観を持ったお客様と
丁寧に心からお付き合いができなくなってしまいます

何故ならば
私たちも一人の普通の人間であり、
自分自身も価値観を持っていますよね。
相手と自分には違うところがあるな、と客観視し
しっかり自分の価値観、考え方を持っているからこそ
どんなお客様にも
対応できる力が育っていく、と
わたし自身も感じているからです。

その線引きが曖昧になればなるほど
相手の心に
どんどん入りこんでいってしまいます

相手に起こったことなのに
まるで自分に起こったことのように感じてしまい
仕事以外の時間でも
その事柄に引っ張られてしまって
「今の自分」に集中できなくなってしまう…

そうなれば他のお客様にも、
そして自分の家族や生活全般にも
大いに良くない影響を
受けることになってしまいます。

どんな人とでも
接するときは
自分の「真ん中」を意識しましょう。

「相手より」でもなく
「自分より」でもなく
【真ん中】です!

自分がこの「真ん中」にいようと意識することで、
お客様との心の距離感が
丁度よい感じに保てるようになります。

そして自然と
お相手との会話の内容や
自分の接客態度も
必ず良い方向へと変わります。

相手に寄りすぎると
それは真の優しさや真心ではなく
「依存」へと変わってしまいます…

だからこそ、大切なお客様とは
心の底からの優しさを醸し出せる、
そして相手にとっても心地よい距離感を保てる
「真ん中」を意識して
接していきましょうね。

 

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